ポップアップバナーはWEB閲覧者に対して、有益な情報をタイミングよく提示することでWEBサイトからの離脱率を下げる効果があります。また購入の後押しをポップアップバナーがすることにより、購買率を上げることができます。

しかしポップアップバナーツールによって、特徴はそれぞれ異なるため自社にあったツールを選ぶことが重要です。この記事では特におすすめのポップアップバナーツール3社をご紹介します。

ポップアップバナーツールの選び方

ポップアップバナーツールを選ぶとき、機能、料金、サポートといった項目において、ユーザーのニーズにあったサービスを選ぶことができます。

機能で選ぶ

一般的なポップアップツールでは、ポップアップ表示をするほかに効果測定をすることができます。サービスによっては、他機能との連携、運用のサポート、より細かいデータ解析などができます。

このため、機能でポップアップバナーツールを選ぶ方法があります。しかし無駄に機能が多すぎて、費用だけが高くならないようにすることが大切です。

料金で選ぶ

ポップアップバナーによって料金プランが異なり、合計額も変わってきます。基本料金プランが安くても、オプションをいろいろつけると高くなることもあります。そこで必要な機能をすべてつけた状態で見積もりをしてもらうことが大切です。

サポートで選ぶ

ポップアップバナーの設定の仕方や効果測定などさまざまな項目においてサポートをしてくれるサービスだと安心です。特にポップアップバナーツールを初めて使う企業は、バナーの導入から運用までサポートをしてくれるサービスをおすすめします。

ポップアップバナーツールおすすめ3選

さまざまなポップアップバナーツールがありますが、特におすすめなのは以下の3つのツールです。

  • CODE
  • FLiPDESK
  • TETORI

CODE

CODEは500社以上の実績がある、CVR改善ソリューションを提供するWEB接客ツールです。

会社概要

企業名f-code (Japan), Inc.
創業2006年3月
本社〒162-0844 東京都新宿区市谷八幡町2-1DS市ヶ谷ビル 5F
企業URLhttps://f-code.co.jp/
商品URLhttps://codemarketing.cloud/

CODEの特徴

CODEはWEBサイトを閲覧しているユーザーごとに最適な接客をすることにより、離脱率を下げCVR(コンバージョン率)向上につなげることができます。ユーザーごとの会員登録情報やアクセス状況、購買履歴、訪問回数、滞在時間、訪問タイミングなどを分析することにより、ユーザーの行動を促進することができます。

Google AnalyticsをはじめとしたMAツールと連携をすることができるため、これまでにユーザーごとのデータを持っている企業であれば、それらを活用することも可能です。

CODEの導入方法

CODEはタグの設置とバナーを表示する条件を設定するだけですぐに導入可能です。業種別の接客テンプレートも豊富であることから、専門的なスキルは必要ありません。さらにカスタマーサクセスチームが、導入時から運用時までサポートをしてくれるので安心です。

CODEの導入例

ゴルフネットワークプラス株式会社では、無料動画を見てもらい、そのあとに有料プランに申し込んでもらうことを目的にしていました無料動画のPVが伸び悩んでいたことが課題でした。

そこで1to1の接客ができるf-tra CTAを導入しました。充実したコンサルティングサポートがあることもf-tra CTAを導入した理由の1つです。CODEの中の1つであるf-tra CTAを使いプッシュ通知をアプリとWEBに導入することができました。

さらに動画を見終わった視聴者に、次の動画をバナーで案内することにより回遊率をあげることに成功しています。

参考記事:CODE「ゴルフネットワークプラス株式会社」

FLiPDESK

フリップデスクは2019年4月に創業したばかりの新しい企業ですが、導入実績は1,000社、1,300サイトを誇っています。

会社概要

企業名株式会社フリップデスク(Flipdesk Inc.)
創業2019年4月
本社〒107-6035 東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル35階
URLhttps://flipdesk.jp/

FLiPDESKの特徴

FLiPDESKはユーザーの閲覧したWEBページ、購入履歴、年齢、性別、住所などの情報を分析することで、ユーザーごとに合わせた接客をすることができます。

接客方法はポップアップによるキャンペーン告知やチャットツール、さらにはクーポンの発行など幅広く対応可能です。

FLiPDESKの導入方法

WEBサイトにタグを埋め込むだけで、すぐに導入開始することができます。また導入から効果測定まで担当のコンサルタントがつくため、充実したサポートが提供されます。

FLiPDESKの導入例

プレミアアンチエイジング株式会社はFLiPDESKを使うことでカートシステムにキャンペーンのバナーやバナー同士でA/Bテストをする機能を追加しました。FLiPDESKはデータを長く保持してくれるため、データを蓄積することにより、ニーズにあった接客ができるようになりました。

参考記事:FLiPDESK「プレミアアンチエイジング株式会社」

TETORI

ユーザーの行動履歴やアクセス情報を分析し、ユーザーごとに最適の案内を提供し離脱を防ぎます。

会社概要

企業名グルービーモバイル株式会社Groovy Mobile Inc.
創業2009年5月15日
本社〒812-0011福岡市博多区博多駅前3-26-29 九勧博多ビル8F
URLhttps://www.tetori.link/

TETORIの特徴

TETORIはポップアップ機能とチャット機能の両方を利用できます。WEBサイトに専用タグを設置することにより、ユーザーの訪問したページや行動(購入や資料請求など)がわかります。

  • エンゲージメント
  • 訪問回数
  • ページの閲覧経験
  • フォームの申し込み経験
  • 申し込み離脱経験
  • 閲覧ページ数
  • シナリオ経験
  • 利用デバイス
  • 検索キーワード

上記のようにユーザーの行動が一目で確認することができ、さらに効果測定をしたレポートを毎月届けてくれます。

TETORIの導入方法

WEBサイトに専用タグを設定するだけで、ユーザーの行動履歴やアクセス情報を分析して、ユーザーに最適化された内容とタイミングに合わせたポップアップを表示できます。

また業種別のテンプレートがあり、効果が上がるノウハウが詰め込まれています。そのため初めてポップアップバナーを導入する場合でも安心です。

TETORIの導入例

博多もつ鍋 おおやまではカゴ落ち率が高く、ECサイトで購入につながっていないことが課題でした。TETORIを導入することにより離脱防止に成功したことに加え、ユーザーがカゴに入れた時点で他の商品を紹介することでアップセルをすることもできました。離脱防止だけでなく、いろいろなことができるのに料金が良心的で、設定が簡単です。

またTETORIの離脱防止のポップアップ配信で告知したことにより、クーポンの利用率が4倍になりました。

参考記事:TETORI「博多もつ鍋 おおやま」

まとめ

ポップアップツールを導入することでWEBサイトからの離脱を防ぎ、コンバージョン率を上げる効果があります。サービスによってはA/Bテストやカゴ落ち防止などさまざまな機能が提供されています。

ここで紹介した3つのポップアップバナーツールは、WEBページにタグを設定するだけと簡単に導入可能で、テンプレートが豊富なため専門的な知識は不要です。さらに豊富な機能があることから、幅広くポップアップバナーツールを活用することができます。

(参考記事)

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